牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズは18日、消費税率引き上げに伴う価格改定を4月1日行い、主力の「牛めし並盛」(現行280円)を10円引き上げると発表した。現在は牛丼並盛は大手3社そろって280円だが、4月1日からは「すき家」は10円値下げ、「吉野家」は20円値上げを発表しており、増税を機に異なる価格戦略を打ち出す。
松屋の価格改定は4月1日午後3時に実施する。主力メニューでは「牛めし大盛」(現行380円)や「牛焼肉定食」(580円)は10円値上げ。「オリジナルカレー」(350円)や「牛めし特盛り」(480円)は20円引き上げる。
一方、「カルビ焼肉定食」(630円)や「カルビ焼牛めし」(450円)など価格を据え置くメニューもある。
松屋フーズは「価格転嫁を全体で約3%になるよう調整し、主力の牛めし並盛は200円台をキープした」としている
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